こんにちは。インキュベーションマネジャーの岩﨑です。

朝の連続テレビ小説(NHK)「ちむどんどん」見ていますか?主人公の暢子は食いしん坊でおいしいものに目が無い子供時代を送りますが、高校時代に料理コンテストでライバル校に勝利し、「料理人になりたい」と自分の進路を見つけます。

その後、銀座の高級イタリア料理店で修行を始め、数年後にそのイタリア料理店で自らの結婚式を挙げることになり、沖縄料理も取り入れた祝宴を開きます。そこで、料理を食べる人たちの笑顔を見ながら、またもや「自分で店を開くなら、沖縄料理店だ!」とひらめきます。

これはあくまでドラマの話ではありますが、実家で親から料理を習い、コンテスト優勝という形で周囲から評価してもらい、自分自身のやりたいことに気づくという流れは、私たちのキャリアにも起こりうることだと思います。大事なことは、イタリア料理店でも修行を続けていることです。やはり、どこにいても学んでいかなければ、周囲に出せるものもなく、結果的に評価を受けることができません。学びは学校の勉強とは違い、働きながら身に付けるものですから、誰にでも学ぶチャンスはあります。PTAや自治会、ボランティアなどどこでも学ぶことができます。

時に「やりたいことがわからない」という悩みを聞くことがあります。そんな時は与えられた場で頑張ってみることで「これは違う」とか「こういうことが楽しい」など、自分の理想が見えてきます。その中で学んだ知識や技術が将来の助けになるかもしれません。人生100年時代をうまく進むには、今いる場所から学ぶことが大事だといえるでしょう。

Image by Michelle Raponi from Pixabay