インキュベーションマネジャーの岩﨑です。
街のあちこちに梅の花を見かけるようになりました。春もそこまで来ていますね。
さて、株式会社ライフシフトジャパンが2022年8月におこなった『人生100年時代マインド調査』によると、人生100年時代ときいて「ワクワクする人」は4割、「どんよりする人」は6割だったそうです。(https://lifeshiftjapan.jp/info/9421/)
どんより派が多い結果を皆さんはどう思いますか?
この調査によるとどんよりする理由として「健康でいられるとは限らない」「お金が不安」「とはいえ、長く働きたくない」「社会に希望がもてない」「孤独」など悲観的なコメントが上げられています。
興味深いのは、ワクワク派は自分の将来や社会に対して全く逆の見方をしていることです。「楽しむ時間が増えてわくわく」「技術の進歩で未来は明るい」「健康寿命も延びる」「子や孫の成長を見られる」などポジティブな捉え方をしています。
そして、現在が充実している人ほど、将来もわくわくするそうです。あまりにも早く、大きく社会が移り行く中で、今を充実させるのは簡単ではありません。そうなると長い人生をどんより感じる人が多いのもわかる気がします。
とはいえ、自分や家族、周囲や未来を否定的、悲観的に捉えてストレスを抱え、周囲との関係がますます悪化してしまっては元も子もありません。今の暮らしや自分自身にもできたこと、良かったこと、うまくいっていることがあると思います。それらを認識し、悲観的になりすぎないスタンスが、人生100年時代を歩く上で大切なのかもしれません。